ネット銀行は、店舗を持たない銀行が多く、スマートフォンやパソコンから手軽に利用できる便利な金融サービスです。
しかし、ネット銀行を初めて利用する人のなかには、
- ネット銀行への入金はどうやって行うの?
- お金を引き出すときは、どこのATMを使えばいい?
- ATM手数料を無料にする方法はある?
- コンビニATMで入金・出金できる?
- ネット銀行を使うときに気をつけることは?
といった疑問を持つ人もいるでしょう。
ネット銀行は、提携ATMを利用することで現金の入金・出金ができます。また、銀行によっては一定の条件を満たすことで、ATM手数料を無料にできる場合があります。
この記事では、ネット銀行で入金・出金する方法やATM手数料を節約するコツ、便利な使い方をわかりやすく解説します。
ネット銀行を上手に活用して、無駄な手数料を抑えながらお金を管理しましょう。
ネット銀行で入金・出金する方法
ネット銀行は、一般的な銀行のように店舗窓口で入出金するのではなく、主に提携ATMや振込などを利用してお金を移動させます。
代表的な入金・出金方法は、次のとおりです。
| 方法 | 入金 | 出金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 提携ATM | 可能 | 可能 | 現金を直接入出金できる |
| 他行からの振込 | 可能 | ― | 自分の別口座から資金を移動できる |
| 給与・年金の受取 | 可能 | ― | 定期的な資金の入金に便利 |
| スマホATM | 可能な場合あり | 可能な場合あり | キャッシュカード不要で利用できる |
| デビットカード | ― | 現金出金の代わりに利用 | 買い物の支払いを口座から直接行える |
- 1. 提携ATMを利用して入金する
-
ネット銀行への入金で最も一般的な方法は、提携ATMを利用することです。
銀行によっては、次のようなATMで入金できます。
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネットATM
- イオン銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
コンビニATMを利用できるネット銀行であれば、近所のコンビニで現金を入金できるため便利です。
ただし、利用できるATMや手数料、入金可能な紙幣の枚数などは銀行ごとに異なります。
口座を開設する前に、普段利用するコンビニのATMが対応しているか確認しておきましょう。
- 2. 提携ATMを利用して出金する
-
ネット銀行の口座から現金を引き出す場合も、提携ATMを利用します。
キャッシュカードをATMに挿入し、暗証番号や出金金額を入力することで現金を引き出せます。
ただし、ネット銀行によっては、ATMの利用回数に応じて手数料が発生する場合があります。
また、無料回数が設定されている銀行でも、利用するATMによって無料条件が異なることがあります。
現金を頻繁に引き出す人は、ATM出金手数料の無料回数を重視して銀行を選ぶことが大切です。
- 3. スマホATMを利用する
-
一部のネット銀行では、スマートフォンを使ってATMで入出金できる「スマホATM」サービスを提供しています。
スマホATMでは、キャッシュカードを使わずに、銀行アプリと対応ATMを利用して取引を行います。
キャッシュカードを持ち歩く必要がないため、財布の中身を減らしたい人にも便利です。
ただし、スマホATMに対応しているATMは銀行によって異なります。
また、スマホATMを利用するためには、専用アプリの設定や本人確認などが必要になる場合があります。
ネット銀行の入金・出金手数料を無料にするコツ
ネット銀行を利用するうえで、気になるのがATM手数料です。
ATM手数料は1回あたり数十円から数百円程度でも、利用回数が増えると年間の負担が大きくなります。
例えば、ATM手数料が1回110円の場合、毎月5回利用すると年間6,600円になります。
そのため、ネット銀行を利用する際は、できるだけATM手数料を節約することが重要です。
- コツ1:ATM手数料の無料回数を確認する
-
ネット銀行によっては、毎月一定回数までATM手数料が無料になるサービスを提供しています。
例えば、次のような条件が設定されている場合があります。
- 毎月2回までATM手数料無料
- 毎月5回までATM手数料無料
- 会員ランクに応じて無料回数が増える
- 特定のATMを利用すると手数料無料
無料回数が多い銀行を選ぶことで、ATM手数料を節約できます。
ただし、入金と出金の無料回数が合算される銀行もあるため、注意が必要です。
ATM手数料の無料条件は変更されることがあるため、最新の条件は各銀行の公式サイトで確認しましょう。
- コツ2:入金はまとめて行う
-
ATMへの入金を何度も繰り返すと、手数料が発生する場合があります。
そのため、可能であれば入金をまとめて行うことがおすすめです。
例えば、毎週少額ずつ入金するのではなく、月に1回まとめて入金することで、ATMの利用回数を減らせます。
ただし、銀行によっては一定金額以上の入金が無料になる場合もあります。
入金金額による手数料条件も確認しておきましょう。
- コツ3:出金もまとめて行う
-
ATM手数料を節約するためには、出金回数を減らすことも重要です。
例えば、毎日少額の現金を引き出すのではなく、1週間分や1か月分の生活費をまとめて引き出す方法があります。
ただし、現金を多く持ち歩くと紛失や盗難のリスクが高まります。
自分の生活スタイルに合わせて、無理のない範囲で出金回数を減らしましょう。
- コツ4:無料対象のATMを利用する
-
同じネット銀行でも、利用するATMによって手数料が異なる場合があります。
例えば、セブン銀行ATMでは無料でも、ゆうちょ銀行ATMでは手数料が発生するケースがあります。
そのため、ATMを利用する前に、次の点を確認しておきましょう。
- 利用するATMが提携先に含まれているか
- 入金手数料が無料か
- 出金手数料が無料か
- 無料回数が残っているか
- 利用時間帯による手数料の違いがあるか
ATMの設置場所だけでなく、手数料の条件も確認することが大切です。
- コツ5:スマホATMを活用する
-
スマホATMに対応しているネット銀行では、キャッシュカードを使わずに入出金できる場合があります。
銀行によっては、スマホATMの利用手数料が優遇されることもあります。
例えば、ドコモSMTBネット銀行では、対象サービスの利用条件に応じてATM手数料が設定されています。
また、住信SBIネット銀行では、2024年12月から「アプリでATM」の利用手数料が無料となるサービスが案内されています。
ただし、利用条件や対象ATMは変更される可能性があります。
スマホATMを利用する場合は、各銀行の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
ネット銀行の入金・出金方法を銀行別に比較
ネット銀行を選ぶ際は、ATMの利用しやすさや手数料の無料条件を比較することが重要です。
ここでは、Debit*Magazineで紹介している主要なネット銀行を中心に、入出金の特徴を整理します。
| 銀行名 | 入金・出金の特徴 | 確認したいポイント |
|---|---|---|
| 三井住友銀行 | 店舗ATMや提携ATMを利用できる | ATMの利用時間や手数料 |
| ソニー銀行 | 提携ATMを利用して入出金できる | ATMの無料回数や対象ATM |
| GMOあおぞらネット銀行 | 提携ATMやスマホATMを利用できる | ATM手数料の無料条件 |
| PayPay銀行 | コンビニATMなどで入出金できる | 入出金手数料や利用条件 |
| auじぶん銀行 | 提携ATMで入出金できる | じぶんプラスのステージ特典 |
| 楽天銀行 | 提携ATMで入出金できる | ハッピープログラムの無料回数 |
| ドコモSMTBネット銀行 | 提携ATMやアプリを利用できる | ATMの種類や手数料条件 |
| イオン銀行 | イオン銀行ATMなどを利用できる | 利用時間帯や提携ATMの条件 |
- 楽天銀行はハッピープログラムを確認する
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楽天銀行では、ハッピープログラムの会員ステージに応じて、ATM手数料の無料回数が設定されています。
ATMの入金については、3万円以上であれば無料となる条件があります。
また、ハッピープログラムにエントリーしている場合、会員ステージに応じてATM手数料が最大7回まで無料になる仕組みがあります。
楽天銀行を利用する場合は、入金金額や会員ステージを確認することで、手数料を節約しやすくなります。
- auじぶん銀行はじぶんプラスの特典を確認する
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auじぶん銀行では、会員ステージに応じた特典が用意されています。
ATM利用手数料の無料回数などは、ステージによって異なります。
au PAYやau関連サービスを利用している人は、口座の利用状況に応じた特典も確認しておくとよいでしょう。
- ドコモSMTBネット銀行はスマホATMの利用も検討する
-
ドコモSMTBネット銀行では、スマートフォンを利用してATMで取引できる「アプリでATM」サービスが提供されています。
キャッシュカードを使わずにATMで入出金できるため、カードを持ち歩きたくない人にも便利です。
また、ATMの利用手数料は、利用するATMや口座の利用状況などによって異なります。
ATM手数料を節約したい場合は、無料回数や対象ATMを確認しておきましょう。
スマホATMを利用する際は、ドコモSMTBネット銀行の公式サイトで最新の利用条件を確認することをおすすめします。
ネット銀行で入金・出金するときの注意点
ネット銀行は便利ですが、ATMを利用する際にはいくつか注意点があります。
- 1. ATMの利用限度額を確認する
-
ネット銀行では、1回あたりや1日あたりの出金限度額が設定されている場合があります。
高額の現金を引き出す予定がある場合は、事前に利用限度額を確認しましょう。
また、銀行によっては、アプリやインターネットバンキングから出金限度額を変更できる場合があります。
- 2. 硬貨の入出金ができない場合がある
-
ネット銀行の提携ATMでは、紙幣のみの入出金となる場合があります。
そのため、硬貨を入金したい場合や、小銭を含めて出金したい場合は注意が必要です。
硬貨を扱いたい場合は、対応するATMや別の銀行口座を利用する方法も検討しましょう。
- 3. ATMの営業時間を確認する
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コンビニATMは24時間営業の店舗も多いですが、すべてのATMが24時間利用できるわけではありません。
また、ネット銀行側のシステムメンテナンスによって、利用できない時間帯が発生する場合があります。
深夜や早朝にATMを利用する予定がある人は、利用可能時間を確認しておきましょう。
- 4. キャッシュカードやスマートフォンの管理に注意する
-
ネット銀行を利用する際は、キャッシュカードやスマートフォンの管理も重要です。
特に、スマホATMを利用する場合は、スマートフォンの紛失や不正利用にも注意しましょう。
次のような対策がおすすめです。
- スマートフォンに画面ロックを設定する
- 銀行アプリに適切な認証を設定する
- ATMの暗証番号を他人に知られないようにする
- キャッシュカードを紛失した場合は、すぐに銀行へ連絡する
- 出金限度額を必要以上に高く設定しない
安全に利用するためにも、銀行が提供するセキュリティ機能を活用しましょう。
ネット銀行の入金・出金に関するよくある質問
まとめ|ネット銀行の入金・出金は手数料を意識して利用しよう
ネット銀行は、コンビニATMや提携ATMを利用することで、店舗に行かなくても入金・出金できる便利な金融サービスです。
しかし、銀行によってATM手数料や無料回数、利用できるATMが異なります。
ネット銀行を上手に利用するためには、次のポイントを意識しましょう。
- ATM手数料の無料回数を確認する
- 入金・出金をできるだけまとめる
- 無料対象のATMを利用する
- スマホATMを活用する
- ATMの利用限度額や営業時間を確認する
特に、現金を頻繁に利用する人は、ATM手数料の無料回数が多いネット銀行を選ぶことで、毎月の支出を抑えやすくなります。
ネット銀行を選ぶ際は、金利や振込手数料だけでなく、入金・出金のしやすさも比較して、自分の生活スタイルに合った銀行を見つけましょう。

