ネット銀行を開設しようと思っても、ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行のどれを選べばよいのか、迷っていませんか?
3つの銀行は、いずれもスマートフォンを活用して便利に利用できますが、ポイントサービスや手数料の優遇条件、普段使っているサービスとの相性には違いがあります。
自分に合った銀行を選ぶには、知名度やキャンペーンだけでなく、普段のお金の使い方に合わせて比較することが大切です。
この記事では、ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行の違いを、以下の項目からわかりやすく解説します。
- 3つの銀行の基本的な違い
- ATM手数料・振込手数料の比較
- ポイントサービスとお得な使い方
- それぞれのメリット・デメリット
- 自分に合った銀行の選び方
- 口座開設前に確認しておきたい注意点
ネット銀行選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。
ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行の違いを比較
まずは、3つの銀行の特徴を整理してみましょう。
| 比較項目 | ドコモSMTBネット銀行 | 楽天銀行 | PayPay銀行 |
|---|---|---|---|
| 主な特徴 | dポイント・スマホでの銀行取引 | 楽天ポイント・楽天経済圏 | PayPayとの連携 |
| ポイント | dポイントなど | 楽天ポイント | PayPayポイントなどの対象特典 |
| ATM手数料 | ランク・利用方法などで優遇 | 会員ステージなどで優遇 | 月1回目は入出金手数料無料 |
| 他行振込手数料 | ランクなどに応じて優遇 | 会員ステージなどに応じて優遇 | 所定の手数料・優遇条件を確認 |
| 向いている人 | dポイントやスマホ中心の銀行取引を重視する人 | 楽天サービスをよく利用する人 | PayPayを日常的に利用する人 |
この比較表からもわかるように、3つの銀行はそれぞれ異なる強みを持っています。
dポイントを貯めたいならドコモSMTBネット銀行、楽天ポイントを活用したいなら楽天銀行、PayPayをよく使うならPayPay銀行という考え方が、銀行選びの出発点になります。
ただし、ポイントだけでなく、ATMの利用頻度や他行への振込回数も考慮すると、自分に合った銀行を選びやすくなります。
ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行とは?
ドコモSMTBネット銀行|手数料優遇とdポイントが魅力
ドコモSMTBネット銀行は、スマートフォンを中心に銀行取引を行いたい方に向いているネット銀行です。
2026年8月3日に、住信SBIネット銀行から現在の銀行名に変更されました。旧住信SBIネット銀行を利用していた方が、情報を調べる際にも覚えておきたいポイントです。
主な特徴は次のとおりです。
- スマートプログラムによる手数料などの優遇
- dアカウント連携によるdポイント獲得
- スマートフォンを使った銀行取引
- 目的別口座を活用した資金管理
特に注目したいのが、ATMや振込の手数料優遇とポイントサービスです。
スマートプログラムでは、預金残高や給与受取などの条件に応じてランクが決まり、ランクに応じた特典を受けられます。
また、対象のデビットカードでは、ランクに応じてポイント還元率が上がる仕組みもあります。
一方で、すべてのATM取引や振込が無条件で無料になるわけではありません。対象となる利用方法や無料回数、対象支店などを確認する必要があります。
dポイントを活用したい方や、銀行取引の手数料を抑えたい方は、候補に入れておきたい銀行です。
公式サイト:ドコモSMTBネット銀行
楽天銀行|楽天ポイントを活用したい人におすすめ
楽天銀行は、楽天市場や楽天カードなどの楽天グループのサービスを利用している方にとって、相性のよいネット銀行です。
主な特徴は次のとおりです。
- ハッピープログラムによる優遇
- 対象取引で楽天ポイントが貯まる
- 会員ステージに応じたATM手数料の優遇
- 他行振込手数料の無料回数などの特典
- 楽天グループのサービスとの連携
楽天銀行の大きな魅力は、銀行取引と楽天ポイントを組み合わせられることです。
ハッピープログラムにエントリーすると、対象取引に応じて楽天ポイントが貯まり、会員ステージに応じた手数料優遇も受けられます。
例えば、給与や年金などの受取口座に設定することで、他行振込手数料の優遇を受けられる場合があります。
ただし、楽天ポイントの獲得条件や手数料の無料回数は、取引内容や会員ステージによって異なります。
楽天市場で買い物をする機会が多い方や、楽天ポイントを日常的に利用している方は、楽天銀行を検討する価値があるでしょう。
公式サイト:楽天銀行
PayPay銀行|PayPayをよく使う人に便利
PayPay銀行は、スマートフォン決済サービスのPayPayを日常的に利用している方に向いているネット銀行です。
主な特徴は次のとおりです。
- PayPayとの連携による利便性
- スマートフォンからの銀行取引
- コンビニなどの提携ATMを利用できる
- 毎月1回目の入金・出金は利用金額にかかわらず手数料無料
- 目的や利用状況に応じて使いやすい資金管理
PayPay銀行の魅力は、PayPayを使った日常の支払いや送金と、銀行口座を組み合わせて利用できることです。
すでにPayPayを頻繁に利用している方なら、普段の決済環境に合わせて銀行口座を選ぶことで、お金の管理をシンプルにしやすくなります。
また、ATMの入出金については、毎月1回目は利用金額にかかわらず手数料が無料です。2回目以降は、利用金額やATMの種類によって手数料が発生する場合があります。
ATMを何度も利用する方は、毎月の入出金回数と手数料を確認しておきましょう。
公式サイト:PayPay銀行
ATM手数料の違いを比較
ネット銀行を選ぶときに、必ず確認したいのがATM手数料です。
コンビニATMを利用する機会が多い方は、1回あたりの手数料だけでなく、月に何回まで無料になるかも重要です。
ドコモSMTBネット銀行のATM手数料
ドコモSMTBネット銀行では、スマートプログラムのランクなどに応じて、ATM利用手数料の無料回数が設定されています。
また、対象支店では「アプリでATM」を利用してセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMから入出金する方法もあります。
カードを使わずにスマートフォンでATMを利用できる点も特徴です。
ただし、無料になる利用方法や対象ATMには条件があります。普段利用するコンビニやATMが対象になっているか、口座開設前に確認しましょう。
楽天銀行のATM手数料
楽天銀行では、ハッピープログラムの会員ステージなどに応じて、ATM手数料の無料回数が設定されています。
会員ステージによっては、ATM手数料が月に複数回無料になります。
そのため、楽天銀行をメインバンクとして利用し、預金残高や取引状況に応じた優遇を受けたい方に向いています。
一方、会員ステージや利用条件によっては手数料が発生するため、少額の入出金を何度も行う方は注意が必要です。
PayPay銀行のATM手数料
PayPay銀行では、毎月1回目の入金・出金は利用金額にかかわらず手数料無料です。
2回目以降は、ATMの種類や利用金額によって手数料が異なります。所定の金額以上の入出金で手数料が無料になるATMもあります。
そのため、ATMを月に1回程度しか利用しない方や、まとまった金額を入出金する方は、使い方によって手数料を抑えやすくなります。
ATM手数料はどの銀行がお得?
一概に、どの銀行が最もお得とはいえません。
- ATMを頻繁に利用する人:無料回数や優遇ランクを重視
- 月に1回程度利用する人:PayPay銀行の基本条件も確認
- 預金残高や対象取引で優遇を受けたい人:ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行のランク制度を確認
ATM手数料を比較するときは、自分が実際に利用するATMと、月間の入出金回数を基準に判断しましょう。
他行振込手数料の違いを比較
家賃や生活費の振込、家族への送金などで他行振込を利用する方は、振込手数料も重要な比較ポイントです。
ドコモSMTBネット銀行
ドコモSMTBネット銀行では、スマートプログラムのランクなどに応じて、他行宛振込手数料の無料回数が設定されています。
また、ことら送金に対応する金融機関への10万円以下の送金は、対象条件を満たせば手数料無料で利用できます。
ただし、ことら送金と通常の銀行振込では、利用条件や送金上限などが異なります。
楽天銀行
楽天銀行では、会員ステージに応じて他行振込手数料の無料回数が設定されています。
また、給与・賞与・年金の受取など、所定の条件を満たすことで無料回数の優遇を受けられる場合があります。
他行への振込が多い方は、会員ステージと受取口座の設定条件を確認するとよいでしょう。
PayPay銀行
PayPay銀行では、他行宛振込の手数料や優遇条件を確認しておく必要があります。
特に、毎月決まった回数の振込を行う方は、1回あたりの手数料だけでなく、月間の合計負担額で比較することが大切です。
振込手数料を節約するポイント
振込手数料を抑えたい場合は、次の3点を確認しましょう。
- 他行宛振込の無料回数
- 給与・年金受取などによる優遇条件
- ことら送金など、別の送金方法が利用できるか
特に、毎月複数回の振込を行う方は、銀行ごとの無料回数の違いが年間の手数料負担に影響します。
ポイントサービスの違いを比較
3つの銀行を比較するうえで、ポイントサービスも見逃せません。
ただし、ポイント還元率だけで銀行を選ぶのはおすすめしません。対象取引やポイントの用途、獲得条件まで確認することが大切です。
ドコモSMTBネット銀行はdポイント
ドコモSMTBネット銀行では、dアカウントを連携することで、対象取引に応じてdポイントを獲得できます。
給与・年金の受取やデビットカードの利用など、対象となる取引はサービスや条件によって異なります。
dポイントを日常の買い物などで使っている方なら、銀行取引とポイント活用を組み合わせられる点が魅力です。
ただし、ポイントの種類によって利用条件が異なる場合があります。期間・用途限定ポイントなどの条件も確認しましょう。
楽天銀行は楽天ポイント
楽天銀行では、ハッピープログラムを通じて、対象取引に応じた楽天ポイントを獲得できます。
楽天ポイントを普段から利用している方にとっては、銀行取引でポイントを貯められることがメリットです。
ただし、すべての取引がポイント付与の対象になるわけではありません。ポイント付与の対象取引や上限などを確認する必要があります。
PayPay銀行はPayPayとの連携を重視
PayPay銀行を選ぶ場合は、PayPayとの連携による使いやすさや、利用するサービスの特典を確認しましょう。
PayPayポイントの付与条件は、PayPayの決済サービスやキャンペーンなどによって異なります。銀行口座を開設するだけで、すべてのPayPay決済に対するポイント還元率が上がるとは限りません。
銀行の特典とPayPay側のキャンペーンを混同しないように注意しましょう。
自分が普段使うポイントで選ぼう
ポイントサービスは、普段よく使っているものを基準に選ぶと活用しやすくなります。
- dポイントをよく使う:ドコモSMTBネット銀行
- 楽天ポイントをよく使う:楽天銀行
- PayPayをよく使う:PayPay銀行
複数のサービスを使っている方は、ポイントだけでなく、手数料や銀行口座の使いやすさも含めて比較するのがおすすめです。
ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行のメリット・デメリット
ここでは、それぞれの銀行のメリットと注意点を整理します。
ドコモSMTBネット銀行のメリット・デメリット
メリット
- スマートプログラムによる手数料優遇がある
- dポイントを貯められる対象取引がある
- スマートフォンでの銀行取引に対応している
- 目的別口座を使って資金を管理できる
デメリット・注意点
- 優遇内容はランクや取引条件によって異なる
- dポイントの獲得には対象条件や連携設定の確認が必要
- 利用するATMや送金方法によって条件が異なる
dポイントを活用したい方や、銀行取引の手数料を抑えたい方に向いています。
楽天銀行のメリット・デメリット
メリット
- 楽天ポイントを貯められる対象取引がある
- ハッピープログラムによる手数料優遇がある
- 楽天グループのサービスと組み合わせやすい
- 給与などの受取口座として利用するメリットがある
デメリット・注意点
- 手数料の無料回数は会員ステージなどによって異なる
- 楽天ポイントの付与には対象条件がある
- ATMを頻繁に使う場合は無料回数を確認する必要がある
楽天市場などのサービスをよく利用し、楽天ポイントを効率的に活用したい方に向いています。
PayPay銀行のメリット・デメリット
メリット
- PayPayとの連携による利便性がある
- スマートフォンから銀行取引を行いやすい
- 毎月1回目のATM入出金は利用金額にかかわらず手数料無料
- PayPayを日常的に使う人にとって管理しやすい
デメリット・注意点
- ATMの2回目以降は条件によって手数料が発生する
- 他行振込を頻繁に行う場合は手数料の確認が必要
- PayPay関連のポイント特典は、銀行口座の保有だけで一律に適用されるとは限らない
PayPayを日常的に利用し、銀行口座とスマートフォン決済を組み合わせたい方に向いています。
結局どれがおすすめ?目的別の選び方
3つの銀行のうち、どれが最も優れているかは、利用目的によって変わります。
dポイントを貯めたい人はドコモSMTBネット銀行
dポイントを普段から利用している方は、ドコモSMTBネット銀行を候補にするとよいでしょう。
対象取引によるポイント獲得に加え、スマートプログラムによる手数料優遇も確認できます。
ドコモユーザーに限らず利用できますが、dポイントの獲得には所定の連携や条件が必要です。
楽天市場や楽天カードを利用する人は楽天銀行
楽天グループのサービスをよく利用している方は、楽天銀行との相性を確認してみましょう。
楽天ポイントを活用しながら、銀行取引に伴う特典も受けられる可能性があります。
楽天ポイントを日常的に使っている方や、楽天サービスをまとめて管理したい方に向いています。
PayPayで支払う機会が多い人はPayPay銀行
コンビニや飲食店などでPayPayをよく利用する方は、PayPay銀行を候補にできます。
普段の決済方法に合わせて銀行口座を選ぶことで、資金管理をシンプルにしやすくなります。
ただし、口座を持つだけでPayPayのポイント還元率が一律に上がるわけではないため、特典の適用条件を確認しましょう。
ATMや振込の手数料を抑えたい人は条件を比較
手数料を重視する方は、銀行名だけで判断せず、自分の利用状況に合わせて比較することが大切です。
例えば、毎月5回ATMを利用し、他行への振込も数回行う方と、ATMを月に1回しか利用しない方では、お得な銀行が異なる可能性があります。
次の条件を確認してみましょう。
- ATMを月に何回利用するか
- 他行への振込を月に何回行うか
- 給与や年金の受取口座に設定するか
- 預金残高などのランク条件を満たせるか
- 普段利用するポイントサービスは何か
これらを整理すると、自分に合った銀行を選びやすくなります。
口座開設前に確認しておきたい5つのポイント
- 1. 最新の預金金利
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普通預金金利や定期預金金利は、銀行や商品、適用条件によって異なります。
金利を重視する方は、普通預金と定期預金を分けて比較しましょう。キャンペーン金利が掲載されている場合は、適用期間や預入条件も確認してください。
- 2. ATM手数料の無料回数
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ATM手数料は、銀行ごとの優遇制度や利用方法によって異なります。
無料回数だけでなく、対象ATM、対象取引、無料回数を超えた場合の手数料も確認しておきましょう。
- 3. 他行振込手数料
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家賃や生活費などを他行に振り込む場合は、月間の振込回数を想定して比較するのがおすすめです。
無料回数を超えた場合の手数料まで確認すると、実際の負担額を把握しやすくなります。
- 4. ポイントの獲得条件と使い道
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ポイントは、付与対象や利用条件によって価値が変わります。
普段利用しているポイントサービスかどうか、対象取引やポイントの有効期限、用途制限などを確認しましょう。
- 5. アプリの使いやすさとセキュリティ
-
ネット銀行では、残高確認や振込などをアプリで行う機会が多くなります。
生体認証、取引通知、不正利用対策などのセキュリティ機能も確認し、自分が使いやすい銀行を選びましょう。
ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行に関するよくある質問
まとめ|自分の生活スタイルに合ったネット銀行を選ぼう
ドコモSMTBネット銀行・楽天銀行・PayPay銀行は、それぞれ異なる強みを持っています。
- ドコモSMTBネット銀行: dポイントや手数料優遇を重視する人
- 楽天銀行: 楽天ポイントや楽天グループのサービスを活用したい人
- PayPay銀行: PayPayを日常的に利用している人
銀行選びでは、ポイント還元率やキャンペーンだけでなく、ATM手数料、他行振込手数料、預金金利、アプリの使いやすさなども比較することが大切です。
また、金利や手数料の優遇条件は変更される場合があります。口座を開設する前に、各銀行の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
自分の生活スタイルに合った銀行を選び、手数料を抑えながら、便利にお金を管理していきましょう。

