MENU

銀行の積立サービスを活用する方法|自動積立で無理なく貯蓄を増やすコツ

銀行の積立サービスを活用する方法

「毎月貯金しようと思っているのに、なかなかお金が貯まらない」

「銀行の積立サービスを利用すれば、もっと効率よく貯蓄できるのでは?」

このような悩みを抱えている方におすすめなのが、銀行の積立サービスです。

銀行の積立サービスを利用すれば、毎月決まった日に一定額を自動的に貯蓄できます。自分で貯金する手間が省けるため、貯蓄が苦手な方でも継続しやすい仕組みです。

また、積立定期預金や自動積立定期預金を活用すれば、旅行資金や教育資金、住宅購入資金など、将来の目的に合わせた資金づくりにも役立ちます。

ただし、銀行によって積立金額や預入期間、金利、引き出し条件などが異なります。自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

この記事では、銀行の積立サービスの仕組みやメリット・デメリット、具体的な活用方法、銀行選びのポイントについてわかりやすく解説します。

目次

銀行の積立サービスとは?

銀行の積立サービスとは、毎月一定額などを銀行口座から自動的に振り替え、継続的に貯蓄するためのサービスです。

一般的には、普通預金口座から積立定期預金口座へ、指定した日に自動振替する仕組みが利用されています。

例えば、毎月の給料日に合わせて2万円を積み立てる設定にすれば、毎月自動的に貯蓄が進みます。

銀行の積立サービスの基本的な仕組み

銀行の積立サービスでは、次のような流れでお金を貯めていきます。

  1. 積立サービスを申し込む
  2. 積立元となる普通預金口座を指定する
  3. 毎月の積立日と積立金額を設定する
  4. 指定日に普通預金口座から自動振替される
  5. 積立定期預金などで継続的に貯蓄する

一度設定すれば、毎月自分で振り替える必要がありません。

銀行によっては、ボーナス月の増額設定や、任意のタイミングで追加預入できるサービスもあります。

銀行の積立サービスにはどのような種類がある?

銀行の積立サービスには、主に次のような種類があります。

サービス特徴
自動積立定期預金毎月自動的に定期預金へ積み立てる
積立定期預金定期預金を利用して計画的に貯蓄する
普通預金への自動振替別の普通預金口座へ定期的に資金を移す
目的別貯蓄サービス旅行や教育費など目的ごとに資金を管理する
積立投資サービス投資信託などを定期的に購入する

この記事では、主に元本保証型の預金商品である自動積立定期預金や積立定期預金を中心に解説します。

積立投資サービスは、預金とは異なり元本割れのリスクがあるため、別の仕組みとして考えましょう。

銀行の積立サービスを利用するメリット

銀行の積立サービスには、貯蓄を継続しやすくするさまざまなメリットがあります。

1. 自動的に貯蓄できるため貯金を忘れない

銀行の積立サービスの大きなメリットは、毎月自動的に貯蓄できることです。

自分で貯金する場合、生活費を使った後に残ったお金を貯蓄に回すことになりがちです。

しかし、毎月の支出が多いと、思ったようにお金が残らないこともあります。

自動積立を利用すれば、あらかじめ設定した金額が毎月自動的に貯蓄されます。

貯蓄を習慣化しやすくなるため、長期的な資金づくりに向いています。

2. 先取り貯蓄を実践できる

先取り貯蓄とは、給料などの収入が入った段階で、あらかじめ決めた金額を貯蓄する方法です。

例えば、毎月25万円の手取り収入がある場合、次のように管理できます。

項目金額
手取り収入250,000円
自動積立30,000円
生活費など220,000円

このように、収入から先に貯蓄分を差し引くことで、残ったお金の範囲内で生活する習慣が身につきます。

毎月の貯蓄額を確保したい方にとって、銀行の自動積立サービスは便利な仕組みです。

3. 少額から貯蓄を始められる

銀行によっては、月々1,000円程度の少額から積み立てられるサービスがあります。

例えば、毎月5,000円を積み立てる場合、次のように貯蓄額が増えていきます。

積立期間積立元本
1年60,000円
3年180,000円
5年300,000円
10年600,000円

上記は利息を考慮しない単純計算です。

毎月の積立金額が少なくても、長期間継続することでまとまった資金を準備できます。

最初から大きな金額を設定する必要はありません。無理なく続けられる金額から始めることが大切です。

4. 将来の目的に合わせて資金を準備できる

銀行の積立サービスは、目的を決めて貯蓄したい方にも適しています。

例えば、次のような目的に活用できます。

  • 旅行やレジャーのための資金
  • 結婚資金
  • 子どもの教育資金
  • 車の購入資金
  • 住宅購入の頭金
  • 老後の生活資金

目的を明確にすると、毎月いくら積み立てればよいのかを計算しやすくなります。

5. 定期預金の金利を活用できる

自動積立定期預金では、積み立てた資金を定期預金として預け入れるため、普通預金とは異なる金利が適用される場合があります。

ただし、適用金利は銀行や預入期間によって異なります。

また、積立定期預金では、積立日ごとに預入金額や預入期間が異なるため、それぞれの預入分に対して利息が計算される商品もあります。

金利だけでなく、預入期間や中途解約時の条件も確認しましょう。

銀行の積立サービスを利用するデメリット・注意点

銀行の積立サービスは便利ですが、利用する際には注意点もあります。

1. 普通預金の残高が不足すると積立できない

自動積立サービスでは、指定日に積立元の普通預金口座から資金が振り替えられます。

そのため、口座残高が不足していると、積立が実行されない場合があります。

給料日よりも前に積立日を設定している場合や、クレジットカードの引き落としなどで残高が減っている場合は注意が必要です。

積立日を給料日の直後に設定すると、資金不足を防ぎやすくなります。

2. 中途解約すると金利が低くなる場合がある

積立定期預金は、普通預金とは異なり、預入期間などの条件が設定されています。

満期前に解約すると、当初の金利よりも低い中途解約利率が適用される場合があります。

また、商品によっては一部解約の方法や引き出し条件が異なります。

急な出費に備えるためのお金は、普通預金など、必要なときにすぐ引き出せる口座に確保しておきましょう。

3. 普通預金より金利が高いとは限らない

銀行の積立サービスを利用しても、必ずしも普通預金より高い金利が適用されるわけではありません。

銀行によっては、積立定期預金の金利が普通預金と同水準の場合もあります。

金利を重視する場合は、積立定期預金だけでなく、普通預金や定期預金の金利も比較することが重要です。

4. 積立金額を高く設定しすぎると生活が苦しくなる

貯蓄を増やしたいからといって、無理に積立金額を高く設定するのはおすすめできません。

生活費や急な出費に対応できなくなると、積立を途中で解約することになりかねません。

まずは家計の収支を確認し、無理なく継続できる金額を設定しましょう。

銀行の積立サービスを活用する5つの方法

ここからは、銀行の積立サービスをより効果的に活用する方法を紹介します。

1. 給料日の直後に積立日を設定する

銀行の積立サービスを活用するなら、給料日の直後に積立日を設定する方法がおすすめです。

例えば、毎月25日が給料日の場合、26日や27日などに積立日を設定します。

給料が入った直後に貯蓄分を確保することで、生活費として使いすぎることを防ぎやすくなります。

2. 目的別に積立金額を分ける

貯蓄の目的が複数ある場合は、目的別に積立金額を分ける方法も有効です。

例えば、毎月3万円を貯蓄する場合、次のように分けられます。

貯蓄目的毎月の積立額
旅行資金10,000円
車の購入資金10,000円
将来の生活資金10,000円
合計30,000円

目的別に管理することで、どの資金がどのくらい貯まっているのかを把握しやすくなります。

銀行によっては、複数の積立口座を作成できる場合や、目的別の貯蓄管理機能を利用できる場合があります。

3. ボーナス月に積立金額を増やす

毎月の積立に加えて、ボーナス月に積立金額を増やす方法もあります。

例えば、毎月2万円を積み立て、夏と冬のボーナス月にそれぞれ5万円を追加すると、年間の貯蓄額は次のようになります。

項目年間積立額
毎月2万円の積立240,000円
夏のボーナス積立50,000円
冬のボーナス積立50,000円
合計340,000円

ボーナス月の増額設定に対応している銀行であれば、あらかじめ設定しておくことで、手間をかけずに貯蓄額を増やせます。

ただし、ボーナスの支給額は変動する可能性があるため、無理のない範囲で設定しましょう。

4. 生活防衛資金を優先して貯める

銀行の積立サービスを利用する際は、将来のための貯蓄だけでなく、急な出費に備える生活防衛資金も意識しましょう。

生活防衛資金とは、病気や失業、急な修理費用などに備えるためのお金です。

一般的には、生活費の数か月分を目安に準備する考え方があります。

ただし、必要な金額は家族構成や働き方、収入の安定性によって異なります。

生活防衛資金は、すぐに引き出せる普通預金などで管理するのが基本です。

5. 定期的に積立金額を見直す

積立サービスは、一度設定したら終わりではありません。

昇給や転職、結婚、子どもの誕生など、生活環境が変わったタイミングで積立金額を見直しましょう。

収入が増えた場合は積立金額を増やし、支出が増えた場合は無理のない金額に調整することが大切です。

銀行の積立サービスを選ぶ際のポイント

銀行の積立サービスを選ぶ際は、金利だけでなく、利用のしやすさや引き出し条件なども確認しましょう。

積立金額の最低額を確認する

銀行によって、積立金額の最低額や設定単位は異なります。

少額から始めたい方は、月々1,000円などの小さな金額から積み立てられる銀行を選ぶとよいでしょう。

積立日の自由度を確認する

積立日を自由に設定できる銀行であれば、給料日や収入のタイミングに合わせて貯蓄できます。

また、毎月だけでなく、2か月ごとや半年ごとなどの積立に対応している銀行もあります。

自分の収入サイクルに合ったサービスを選びましょう。

ボーナス月の増額設定に対応しているか確認する

ボーナス月の増額設定ができる銀行なら、通常月とボーナス月で積立金額を変えられます。

ただし、増額できる回数や金額には制限がある場合があります。

ボーナスを活用した貯蓄を考えている方は、事前に条件を確認しましょう。

中途解約や引き出しの条件を確認する

積立定期預金では、商品によって中途解約の条件が異なります。

一部引き出しが可能か、解約時にどのような金利が適用されるかなどを確認しておきましょう。

特に、数年以内に使う予定のある資金を積み立てる場合は、引き出しやすさも重要です。

インターネットで手続きできるか確認する

銀行によっては、積立サービスの申し込みや変更手続きが店舗窓口でのみ可能な場合があります。

一方、インターネットバンキングから申し込みや積立金額の変更ができる銀行もあります。

普段からスマートフォンで銀行を利用している方は、オンラインで手続きできるか確認しておくと便利です。

銀行の積立サービスを利用する際に確認したい銀行の例

銀行の積立サービスは、金融機関によって商品内容や利用条件が異なります。

ここでは、積立サービスを検討する際の参考として、代表的な銀行のサービスを紹介します。

みずほ銀行の積立定期預金

みずほ銀行では「みずほ積立定期預金」を取り扱っています。

毎月指定日に自動振替で積み立てることができ、月々1,000円から利用できます。

定額積立方式のほか、随時積立方式やスイング積立方式などが用意されています。

ただし、申し込みは店舗での手続きが必要とされているため、利用前に申し込み方法を確認しましょう。

楽天銀行の定期預金積立購入

楽天銀行では、円普通預金から円定期預金へ毎月自動的に預け入れる「定期預金の積立購入」を提供しています。

毎月1,000円以上から設定でき、指定した月に積立金額を増額する機能もあります。

インターネット上で銀行取引を行いたい方や、定期預金を自動的に積み立てたい方にとって、検討しやすいサービスです。

スルガ銀行の総合口座積立定期預金

スルガ銀行では、指定した日に自動的に積み立てる「総合口座積立定期預金」を取り扱っています。

毎月の定額積立に加えて、随時積立や増額設定にも対応しています。

また、商品によっては一部引き出しも可能です。

ただし、利用できる金額や手続き方法などは商品条件によって異なるため、詳細を確認しましょう。

※上記はサービスの特徴を紹介するものであり、特定の銀行を一律におすすめするものではありません。金利や商品条件は変更される場合があります。

銀行の積立サービスでいくら貯まる?積立シミュレーション

銀行の積立サービスを利用する際は、目標金額から毎月の積立額を逆算すると、貯蓄計画を立てやすくなります。

例えば、100万円を貯めたい場合、利息を考慮しない単純計算では次のようになります。

毎月の積立額100万円までの期間
10,000円約8年4か月
20,000円約4年2か月
30,000円約2年10か月
50,000円約1年8か月
※上記は積立元本のみの計算です。実際の預入期間や受取額は、金利や積立日などによって異なります。

このように、目標金額と積立期間を決めておくことで、自分に合った積立金額を設定しやすくなります。

銀行の積立サービスと積立投資はどちらがおすすめ?

銀行の積立サービスと積立投資は、どちらも定期的に資金を積み立てる方法ですが、仕組みやリスクが異なります。

比較項目銀行の積立預金積立投資
主な目的安全性を重視した貯蓄中長期的な資産形成
元本預金商品は原則として元本保証元本保証なし
価格変動基本的になしあり
利益の仕組み預金利息値上がり益・分配金など
向いている資金生活防衛資金・近い将来に使うお金長期運用できる余裕資金

銀行の積立預金は、元本の安全性を重視して資金を準備したい方に向いています。

一方、積立投資は、価格変動リスクを受け入れながら中長期的な資産形成を目指す方法です。

どちらか一方に限定する必要はありません。

生活防衛資金や数年以内に使う予定のある資金は預金で確保し、長期的に運用できる余裕資金については、投資も選択肢として検討するとよいでしょう。

銀行の積立サービスに関するよくある質問

銀行の積立サービスは毎月いくらから始められますか?

銀行によって異なりますが、月々1,000円程度から積み立てられるサービスもあります。

少額から始められるため、まずは無理なく継続できる金額を設定することが大切です。

銀行の積立サービスは途中で解約できますか?

途中解約や一部引き出しが可能な商品もあります。

ただし、商品によって条件が異なり、中途解約時には当初の金利よりも低い利率が適用される場合があります。

申し込み前に商品概要説明書を確認しましょう。

積立定期預金と普通預金はどちらがおすすめですか?

すぐに使う可能性があるお金は普通預金、将来のために計画的に貯蓄するお金は積立定期預金が向いています。

目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。

銀行の積立サービスは複数利用できますか?

銀行や商品によって異なります。

同じ銀行で複数の積立口座を利用できる場合もあれば、利用条件が設定されている場合もあります。

複数の目的に合わせて積み立てたい方は、利用できる口座数や管理方法を確認しましょう。

銀行の積立サービスは預金保険の対象ですか?

対象となる預金商品であれば、預金保険制度による保護を受けられます。

一般的な利息の付く預金は、1金融機関につき預金者1人当たり、元本1,000万円までとその利息等が保護されます。

ただし、預金の種類や商品によって取り扱いが異なるため、詳細は金融機関や預金保険制度の公式情報を確認してください。

まとめ|銀行の積立サービスで無理なく貯蓄を続けよう

銀行の積立サービスは、毎月決まった金額を自動的に貯蓄できる便利な仕組みです。

自分で貯金するのが苦手な方でも、先取り貯蓄を実践しやすくなります。

銀行の積立サービスを活用する際は、次のポイントを意識しましょう。

  • 給料日の直後に積立日を設定する
  • 無理なく継続できる金額から始める
  • 貯蓄の目的に合わせて積立金額を決める
  • ボーナス月の増額設定を活用する
  • 金利や中途解約条件を比較する
  • 生活防衛資金は普通預金などで確保する

貯蓄を成功させるために大切なのは、最初から大きな金額を貯めようとすることではありません。

自分の家計に合った金額を設定し、長く継続することです。

銀行の積立サービスを上手に活用して、将来の目標に向けた資金づくりを始めてみましょう。

※本記事は一般的な金融情報の提供を目的としています。各銀行のサービス内容、金利、利用条件は変更される場合があります。利用前に必ず各金融機関の公式サイトや商品概要説明書をご確認ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

正吉のアバター 正吉 Debit*Magazine編集長

元金融機関社員、現在はIT企業勤務。50代の生活者として、複数のネット銀行口座を日常的に利用しています。金融業界での勤務経験と実際の利用経験を活かし、銀行口座の比較・選び方、預金金利、手数料節約、ポイント活用など、お金にまつわる実用的な情報をわかりやすく発信しています。

目次