銀行口座を開設しようとしたのに、申し込みを断られてしまったら、「なぜ口座を作れないのだろう」「別の銀行なら開設できるのだろうか」と不安になりますよね。
銀行口座の開設を断られる理由には、本人確認書類の不備、申込情報の相違、すでに同じ銀行の口座を持っていること、利用目的の確認ができないことなど、さまざまなものがあります。
ただし、口座開設を断られたからといって、必ずしも信用情報に問題があるとは限りません。
この記事では、銀行口座の開設審査に落ちる主な理由から、断られた場合の対処法、再申し込みの注意点、別の銀行を選ぶときのポイントまで詳しく解説します。
初めて銀行口座を作る学生や新社会人の方も、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 銀行口座の開設審査に落ちる主な理由
- 口座開設を断られた場合の具体的な対処法
- 同じ銀行に再申し込みするときの注意点
- 別の銀行なら口座を開設できるのか
- 口座開設の審査に通りやすくするための準備
銀行口座の開設審査に落ちることはある?
銀行口座は、必要な書類を提出すれば必ず開設できるわけではありません。
銀行は、本人確認や取引目的の確認などを行い、所定の基準に基づいて口座開設の可否を判断します。確認ができない場合や、銀行の定める条件を満たさない場合には、口座開設を断られることがあります。
例えば、楽天銀行では本人確認書類・職業・取引目的などの確認に疑義があり、解消されない場合に口座開設を断ることがあると案内しています。
参考:楽天銀行「取引規定や法律に基づく取扱」
https://www.rakuten-bank.co.jp/security/approach/crime/
口座開設の審査とローンの審査は違う
まず理解しておきたいのは、銀行口座の開設と、クレジットカードやカードローンの審査は異なるということです。
クレジットカードやローンでは、返済能力などが審査の重要な要素になります。一方、一般的な預金口座の開設では、本人確認や利用目的、銀行の口座開設条件などが重要になります。
そのため、次のような事情だけで、必ず口座開設を断られるとは限りません。
- 学生で収入が少ない
- アルバイトをしていない
- クレジットカードを持っていない
- 過去にクレジットカードの審査に落ちたことがある
もちろん、具体的な審査基準は銀行によって異なります。審査に落ちた場合は、信用情報に問題があると決めつけず、まずは申し込み内容や本人確認書類を確認しましょう。
銀行口座の開設審査に落ちる主な7つの理由
銀行口座の開設を断られる主な理由を7つ紹介します。
- 1.本人確認書類に不備がある
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口座開設でよく確認したいのが、本人確認書類の不備です。
銀行は、口座を開設する人が本人であることを確認する必要があります。本人確認ができなければ、口座開設の手続きを進められない場合があります。
具体的には、次のようなケースが考えられます。
- 本人確認書類の有効期限が切れている
- 書類の画像がぼやけていて文字を読み取れない
- 書類の一部が隠れている
- 指定された本人確認書類を提出していない
- 必要な書類が不足している
スマートフォンで申し込む場合は、撮影した書類の氏名・住所・生年月日などがはっきり読み取れるか確認しましょう。
また、必要な本人確認書類や提出方法は銀行によって異なります。申し込み前に、開設したい銀行の公式サイトで確認することが大切です。
- 2.本人確認書類と申込情報が一致していない
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本人確認書類と申込フォームの情報が一致していない場合も、口座開設ができない原因になります。
例えば、次のようなケースです。
- 引っ越し後に本人確認書類の住所を変更していない
- 氏名の入力を間違えた
- 生年月日を誤って入力した
- マンション名や部屋番号が不足している
- 本人確認書類と申込フォームで氏名の表記が異なる
特に注意したいのが、引っ越し後の住所変更です。
本人確認書類に記載された住所が現在の住所と異なる場合、オンラインでの口座開設ができない銀行もあります。
申し込みをやり直す前に、本人確認書類の住所を更新し、銀行が指定する方法で手続きを進めましょう。
- 3.すでに同じ銀行の口座を持っている
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すでに口座を持っている銀行に新しく申し込んだ場合、口座開設を断られることがあります。
銀行によっては、個人が保有できる口座数に制限を設けていたり、既存口座の利用を案内したりしているためです。
例えば、以前に給与振込用の口座を作ったことを忘れていたり、学生時代に開設した口座が残っていたりするケースが考えられます。
新しい口座を申し込む前に、次の点を確認してみましょう。
- 過去にその銀行で口座を開設していないか
- 以前の口座が現在も利用できる状態か
- 追加口座を開設できる条件があるか
- 既存口座の利用目的を変更することで対応できないか
なお、すでに口座を持っている場合の取り扱いは銀行によって異なります。必ずしも、すべての銀行で複数口座を開設できないわけではありません。
- 4.口座の利用目的を十分に確認できない
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銀行口座の開設時には、口座を何に利用するのか確認されることがあります。
これは、口座が詐欺やマネー・ローンダリングなどの不正な目的に利用されることを防ぐためです。
例えば、次のような利用目的が考えられます。
- 給与の受け取り
- アルバイト代の受け取り
- 家賃や公共料金の支払い
- 貯蓄や生活費の管理
- 個人事業の売上金の受け取り
申し込み時に利用目的を正確に申告し、銀行から追加の確認や書類提出を求められた場合には、案内に従って対応しましょう。
利用目的を説明できない場合や、申告内容に疑義があり解消されない場合には、口座開設を断られる可能性があります。
実際の利用目的と異なる内容を申告したり、審査に通ることだけを目的に虚偽の説明をしたりすることは避けてください。
- 5.申込内容に誤りや不自然な点がある
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申し込みの入力内容に誤りがある場合や、申告内容を確認できない場合も、口座開設が進まない原因になります。
例えば、次のようなケースです。
- 職業や勤務先の情報を誤って入力している
- 電話番号やメールアドレスが間違っている
- 銀行からの問い合わせに回答していない
- 追加書類の提出依頼に対応していない
- 申込内容と提出書類の記載事項が一致していない
入力ミスがあると、銀行が本人確認や申込内容の確認を完了できないことがあります。
送信前に入力内容を見直すとともに、申し込み後もメールや郵便物を確認し、銀行からの連絡を見落とさないようにしましょう。
- 6.銀行の口座開設条件を満たしていない
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銀行によっては、口座を開設できる年齢や居住地、利用目的などに条件を設けています。
例えば、未成年者の申し込みについて、親権者の同意や追加書類が必要になる場合があります。
また、外国籍の方については、在留カードや在留期間などの確認を求められることがあります。
個人事業で利用する口座を開設したい場合にも、個人口座と事業用口座で必要書類や申し込み条件が異なることがあります。
申し込み前に、次の点を確認しましょう。
- 自分の年齢で申し込めるか
- 居住地などの条件を満たしているか
- 必要な本人確認書類を用意できるか
- 希望する利用目的で口座を開設できるか
- 追加の書類や手続きが必要か
条件を確認せずに申し込むと、手続きをやり直すことになる可能性があります。
- 7.銀行独自の判断で口座開設を断られる
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本人確認書類や申込内容に明らかな不備がなくても、口座開設を断られることがあります。
銀行は、法令や自社の規定などに基づいて口座開設の可否を判断しているためです。
例えば、銀行が必要とする確認を完了できない場合や、取引内容についての疑義を解消できない場合などが考えられます。
ただし、口座開設を断られたからといって、申込者に何らかの違法行為があったと決まるわけではありません。
また、銀行によっては個別の審査理由を開示していないこともあります。理由がわからない場合は、まず銀行の公式窓口に問い合わせ、確認できる範囲で案内を受けましょう。
銀行口座の開設を断られた場合の対処法5つ
口座開設を断られた場合は、焦って別の銀行に次々と申し込むのではなく、原因を確認してから対応することが大切です。
- 1.銀行から届いたメールや通知を確認する
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最初に、銀行から届いたメールや通知を確認しましょう。
審査結果の通知に、追加手続きや確認事項が記載されている場合があります。
特に、次の点を確認してください。
- 申し込みが正式に否決されたのか
- 本人確認書類の再提出が必要なのか
- 追加の情報や書類を求められていないか
- 問い合わせ先が記載されているか
迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性もあるため、メールが見当たらない場合はそちらも確認しましょう。
銀行を装った偽メールには注意し、リンクを開く前に送信元や公式サイトを確認してください。
- 2.銀行の問い合わせ窓口に相談する
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通知を読んでも理由がわからない場合は、銀行の公式問い合わせ窓口に相談してみましょう。
銀行によっては具体的な審査理由を回答できない場合がありますが、書類の不備や手続き上の問題について確認できる可能性があります。
問い合わせる際は、次のように質問するとよいでしょう。
- 本人確認書類に不備がなかったか
- 申込情報の修正や追加提出が必要か
- 再申し込みが可能か
- 別の申し込み方法を利用できるか
ただし、審査結果の変更や口座開設を保証してもらえるわけではありません。
- 3.本人確認書類と申込内容を見直す
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書類や入力内容に問題があった場合は、正しい情報に整えましょう。
確認したい項目は、次のとおりです。
確認項目 チェックする内容 氏名 本人確認書類と一致しているか 住所 現住所が正しく記載されているか 生年月日 入力ミスがないか 電話番号 連絡可能な番号か メールアドレス 正しく受信できるか 本人確認書類 有効期限内で鮮明に撮影されているか 利用目的 実際の利用目的を申告しているか 書類を再提出する場合は、銀行が指定する形式や提出方法に従いましょう。
- 4.同じ銀行への再申し込みが可能か確認する
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口座開設を断られた後、同じ銀行に再申し込みできるかどうかは、銀行や断られた理由によって異なります。
例えば、書類の不備や入力ミスが原因であれば、必要な修正を行ったうえで再申し込みできる可能性があります。
一方、銀行の口座開設条件を満たしていない場合などは、同じ条件で申し込んでも結果が変わらない可能性があります。
再申し込みを検討する際は、次の順番で確認しましょう。
- 銀行の案内で断られた理由を確認する
- 修正や追加提出が必要な項目を確認する
- 再申し込みが可能か銀行に問い合わせる
- 必要な修正を行ってから申し込む
短期間に同じ内容で申し込みを繰り返すのではなく、問題点を確認してから手続きを進めることが大切です。
- 5.別の銀行の口座開設を検討する
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希望する銀行で口座を開設できない場合は、別の銀行を検討する方法もあります。
銀行ごとに口座開設の条件や申し込み方法、必要書類などが異なるためです。
例えば、次のような選択肢があります。
- 店舗で相談しながら申し込める銀行
- スマートフォンで手続きできるネット銀行
- 給与振込や生活費の管理に使いやすい銀行
- ATMや振込の手数料を節約しやすい銀行
ただし、別の銀行なら必ず口座を開設できるわけではありません。新しい銀行の公式サイトで条件や必要書類を確認してから申し込みましょう。
口座開設を断られたら、信用情報を確認すべき?
「銀行口座の開設審査に落ちたのは、信用情報に問題があるからでは?」と心配する方もいるでしょう。
しかし、一般的な預金口座の開設を断られたことだけで、信用情報に問題があるとは判断できません。
銀行口座の開設では、本人確認や取引目的の確認などが重要になります。クレジットカードやローンの審査とは、確認する内容や判断基準が異なります。
例えば、次のような事情があっても、それだけで預金口座を開設できないと決まるわけではありません。
- クレジットカードを持っていない
- 学生で収入が少ない
- クレジットカードの審査に落ちた経験がある
- 過去にローンを利用したことがない
信用情報が気になる場合でも、まずは口座開設を断られた原因として、本人確認書類や申込情報、銀行独自の条件などを確認しましょう。
なお、信用情報機関に登録される情報や、その情報を照会できる事業者は制度によって異なります。銀行口座の開設を断られたという事実だけで、信用情報にどのような情報が登録されているかを推測することはできません。
学生や新社会人でも銀行口座を開設できる?
学生や新社会人であることだけを理由に、必ず銀行口座を開設できないわけではありません。
アルバイトをしている学生や、就職したばかりで収入がまだない新社会人でも、銀行の定める条件を満たしていれば口座を開設できる場合があります。
ただし、年齢や本人確認書類、申し込み方法などによって必要な手続きが異なることがあります。
学生が口座を開設するときのポイント
学生の場合は、次の点を確認しておくと安心です。
- 自分の年齢で申し込めるか
- 学生証などの追加書類が必要か
- 親権者の同意が必要か
- 本人確認書類の住所が現在の住所と一致しているか
- 口座の利用目的を正しく申告しているか
特に、実家から離れて大学に通っている場合は、本人確認書類の住所と現在の居住地が異なっていないか確認しましょう。
新社会人が口座を開設するときのポイント
新社会人の場合は、給与の受け取りや生活費の管理などを目的に口座を開設するケースが多いでしょう。
申し込み前に、次の点を確認しておくことをおすすめします。
- 本人確認書類の住所が最新になっているか
- 給与振込先として利用できるか
- 勤務先などの申告内容に誤りがないか
- 給与振込やATMの利用条件が自分に合っているか
勤務先から銀行を指定されている場合は、指定された銀行での口座開設が必要か、別の銀行でも給与を受け取れるかを勤務先に確認するとよいでしょう。
口座開設の審査に通りやすくするためのチェックリスト
銀行口座の開設を申し込む前に、以下の項目を確認しておきましょう。
- 銀行が指定する本人確認書類を用意した
- 本人確認書類の有効期限を確認した
- 本人確認書類の住所が最新になっている
- 氏名・住所・生年月日を正しく入力した
- 電話番号とメールアドレスが正しい
- 口座の利用目的を正しく申告した
- 追加書類が必要か確認した
- すでに同じ銀行の口座を持っていないか確認した
- 申し込み後の連絡を確認できる状態にした
これらの項目を確認することで、書類や入力情報の不備によって手続きが止まるリスクを減らせます。
ただし、チェックリストをすべて満たしていても、口座開設が必ず認められるわけではありません。最終的な判断は各銀行の基準によります。
口座開設の審査に落ちた人におすすめの銀行の選び方
別の銀行で口座開設を検討する場合は、審査の結果だけでなく、使いやすさや手数料なども比較しましょう。
Debit*Magazineでは、銀行口座を選ぶ際に、次のポイントを確認することをおすすめします。
- ATM手数料や振込手数料
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ATMの利用回数が多い方は、入出金手数料や無料回数を確認しましょう。
ネット銀行では、利用状況などに応じてATM手数料や振込手数料が優遇される場合があります。ただし、無料回数や適用条件は銀行によって異なります。
- 口座開設の申し込み方法
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銀行によって、スマートフォンアプリ、Web、郵送、店舗など、申し込み方法が異なります。
オンラインでの本人確認が難しい場合は、店舗で相談できる銀行や、別の本人確認方法を用意している銀行を検討するとよいでしょう。
- 給与振込や日常の支払いに使いやすいか
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給与振込、家賃や公共料金の支払い、キャッシュレス決済との連携など、普段の生活で使いやすいかも重要です。
自分の利用目的に合った銀行を選ぶことで、開設後も便利に使えます。
- 銀行ごとの特徴を比較する
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銀行を比較するときは、手数料や金利だけでなく、口座開設の条件や必要書類も確認しましょう。
特に、初めて口座を作る方は、申し込みのしやすさやサポート体制も比較しておくと安心です。
銀行口座の開設審査に関するよくある質問
まとめ|口座開設の審査に落ちたら、原因を確認してから対処しよう
銀行口座の開設審査に落ちる理由には、本人確認書類の不備、申込情報の誤り、既存口座の存在、利用目的の確認不足、銀行独自の判断などがあります。
口座開設を断られた場合は、次の順番で対応しましょう。
- 銀行から届いたメールや通知を確認する
- 必要に応じて銀行の問い合わせ窓口に相談する
- 本人確認書類や申込情報を見直す
- 再申し込みが可能か確認する
- 必要に応じて別の銀行を検討する
大切なのは、口座開設を断られたからといって、信用情報に問題があると決めつけないことです。
まずは原因を確認し、必要な修正や手続きを進めましょう。
これから新しい銀行口座を作る方は、申し込み方法や手数料、使いやすさなどを比較して、自分に合った銀行を選ぶことも大切です。
Debit*Magazineでは、銀行口座の選び方やネット銀行の特徴、手数料を節約する方法なども紹介しています。初めて口座を作る方も、ぜひ関連する記事を参考にしてください。
※口座開設の条件や必要書類は銀行によって異なります。申し込み前に、必ず各銀行の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

